自力の限界
先日、親の通帳を預かり、管理をすることになったお話をしました。
その後、過去の通帳記載の部分を確認していると・・・
出るは出るは。
知らない個人からの振り込みの数々・・・
私が記憶しているよりも多くのヤミ金からの振り込みがありました。
ヤミ金は、足がつくことを避けるため、借金で首が回らなくなった人に口座を渡させて借金をチャラにしたりしているそう。(実際、うちの親にもその誘いがあったらしい)
口座を売ってしまった人は、犯罪行為に手を貸しているわけで、捕まるリスクもあるのです。
実際の法定金利では既に完済できているほど返しているのに、ヤミ金の手にかかれば半分も返済が終わっていないかのようなトリック。
このおかしさにすら気づけなくなっているんでしょう。
また、ヤミ金に借金のある人は、そのことを家族などに知られたくないと思っている人が大多数ですので、おかしいと思っても声を上げることができなくなっている可能性もあります。
”断ち切りたい”
と思っている人は、迷わず弁護士や司法書士の先生方に相談しましょう。その際は、ヤミ金対応に長けている事務所を選ぶことをお忘れなく。
そうでなければ、冷たい塩対応に相談者の心が折れてしまうかもしれません。
間違った選択をしても、本人が自覚し、やり直そうと決めたなら、いつでも、いつからでも人はやり直せると信じています。