依存症のこわさ
【依存症】とは、治るものなのでしょうか。
残念ながら、私はノーだと思います。
正確には、治療やカウンセリングにより欲求症状は落ち着くことがあっても、何かの拍子に再び依存症になる可能性は非常に高いと思います。
ギャンブルでも、アルコール、薬物、万引きでも一度味わった恍惚感と脳内の神経伝達物質のやりとりは消えることはありません。
だから、自分が依存症であることを自覚し、自助グループにつながる、適切な治療およびカウンセリングを受けていく必要があるのです。
そして、依存の対象を断ち切って●●年経ったから完治しました。とは言えないのです。
こう言っている私も、絶対に依存症にならない!とは言い切れません。
依存症の怖さを知っていても「自分は絶対に大丈夫」と言い切れないところに、本当の怖さがあると思います。