共依存とは
今回は、久々に依存症ネタを・・・
親が依存症である私は、間違いなく「共依存」という状態に陥っていました。
ギャンブルにのめり込む親を支える健気な娘
決して演じていた訳ではなく、なんとかしてパチンコをやめさせたい。ヤミ金との付き合いを断ち切らせたい。本当に心から思っていました。
自助グループに参加することが依存症からの回復に効果があると聞けば連れていき。
抜き打ちで電話をかけ、今どこで何をしているかを確かめて。
本人がいないときに部屋に入って荷物チェック。ヤミ金への振込伝票探したり。
私がついてないとどうしようもない人だから・・・
行動を監視し、思い通りにしたい。
何が何でも依存症から立ち直らせてみせる。
一刻も早く離れたい。その反面、執着もものすごかった。
自分の執念深さに愕然としました。
支えているようで、お互いがお互いをダメにする。
まさに、そんな関係でした。
支える側は「愛をもって見放しなさい」とよく言われます。
しかし、これが非常に難しい。
でも、やるしかない。
本当に回復させたければ、自分の意志で這い上がらせるしかないのです。
いつまでも手を貸していては誰のためにもならない。
自分自身をもっと大事にするためにも、勇気をだして。
「見放す」のではなく、「距離をおいて」
この呪文を唱えながら、やっと物理的に離れることができました。